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shunace114

【実例】続々フラックス対策 

前回7月の続報に続いて、出張したパイプメーカー様のフラックス対策についての進捗報告です。

現在進行形。

現場からの報告です。

以前もこのブログでお伝えしておりますが、この案件のお客様は石川県に所在しておられます。

当社は長野県にありますので、面談の打合せをするとなると電車でも車移動でも、片道4時間以上、往復で9時間はかかります。

幸か不幸かこのコロナ禍で一気にオンラインミーティングが日常風景に溶け込み始めました。

6月に出張して以来、ずっとスカイプでミーティングをしています。

全てがオンラインで解決するとは思えませんが、時間と空間の大幅な節約になり、大変なメリットを感じています。

さて本題です。

この案件のおさらいからです。

鉄パイプにフランジという部品を取り付けるためにロウ付けという工程があります。

この時使用するフラックスという物質をロウ付けが終わった後に除去したい、ということがお客様のご要望です。

フラックスを除去する液の開発、設備メーカーに依頼して量産用装置の設計などを前回準備しました。

しかし装置の価格が、総額で7~800万円程度となり、お客様のご予算を外れていることがわかりました。

また、コロナ禍の業績悪化もお客様の財布のひもをきつくさせました。

つまり、残念ながら本件はペンディングとなってしまったのです。

お客様にとって、QCDはどうだったのか。

当社にとって「うでもつ」営業活動ができていたのか。

反省してみる必要がありますね。

もっともっとお客様の現場に入り込み、お客様の本音をお聞きする必要があったと思います。

ただ、新しい案件も出てきました。

今回の営業アプローチがきっかけとなったのは間違いありません。

ホント何が幸いし、何が災いするかは、下駄を履いてみるまで分かりませんね。

今回のフラックス対策の案件はこれで不本意な結果となりクロージングしますが、引続き新たな案件をお客様と詰めていこうと思います。

今後もこのブログで経過報告してまいりますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて今日はここまでです。

今回もお読みいただきありがとうございました。



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