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shunace114

【実例】続フラックス対策 その2

更新日:2020年9月1日

前回に続いて6月に出張したパイプメーカー様のフラックス対策についての進捗報告です。

現在進行形。

現場からの報告です。

フラックス品


 ↓

60℃ 当社で開発した環境対応型薬剤 プラス超音波洗浄


 ↓


上記は今回の問題解決のため当社で新たに開発した環境対応型薬剤の試作実験結果です。 写真でご覧いただいた通り、フラックスの残渣と熱による酸化被膜(ヤケ)がべっとりついたパイプ部品を当社開発薬剤に浸漬しました。 浸漬条件は60℃×7分です。 超音波発信器(US)の条件は28kHzの周波数帯が有効であることが確認されました。 さてこれで初期評価はクリアできました。 これで洗浄条件と洗浄機の仕様条件もおおよそ確定しました。 2.5m

0.8m






処理槽上面図 お客様が希望される洗浄槽のサイズは、長さ2.5×幅0.8×高さ1.2(m)になりますので超音波発信器だけで8個使用ということになります。 これにステンレスの槽、投込み式のヒーター、制御盤などが必要になってきます。 これを次回までに予算化できる規模の設備投資になるかどうか、概算の見積を提出することになりました。 予算が合わなければ、仕様変更になりますし、お客様の本音ベースでの懐具合との調整作業になっていきます。 現在人海戦術で手間暇かけておられる工程をわずか3分という超短時間でクリアできるところはお客様の最大の魅力となりますので、そうした従来型の人件費などと今回の設備投資が見合うかがポイントとなります。 以降の進捗は今後も報告していきますね。

ケミカルであなたのニーズを開発します!!!!!

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