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塗料の樹脂(レジン)のあれこれ vol.2 エポキシ編

今日は塗料樹脂でも超優等生、エポキシ樹脂についてお話します。

皆さんも「エポキシ」ってきっとお聞きになったことはあると思います。

私はこのエポキシは「縁の下の力持ち」的優等生だと思います。

さてこの優秀な樹脂は以下の優れた特長を持っています。

(1) 色々な素材との相性がいい

(2) 電気を通しにくい絶縁特性

(3) 熱に強い

(4) 水や色々な薬品に対して耐性がある

いかがでしょうか。

とても魅力的な素材ではないでしょうか。

このような特長を生かして、様々な用途で利用されています。

(1)の「素材適正」に注目すれば、鉄・アルミ・ステンレス・銅など各種金属材料への密着性ばっちりです。

したがっていろいろな素材の下塗塗料(プライマーといいます)に利用されることが多いのです。

下塗塗料として、プライマーとして、決して表面には顔を出しませんが、縁の下でその力をいかんなく発揮してくれます。

(2)の「絶縁特性」に注目すれば、絶縁を必要とするモーター部品や電子基板などに使用されています。

(3)の「耐熱性」に着目するとやはりコンデンサーや抵抗器など電気が通って熱を持つような部品を熱から保護し、かつ、周辺に熱を放出しないように被覆するのに使われます。

(4) の「耐水・耐薬品性」ではどのような用途があるでしょうか。

たとえば自動車部品のようなガソリンやエンジンオイル、雨などが容赦なく当たる部品の耐食性向上に使用されるケースが多いです。

またビール缶などの内側に塗られアルコールによる缶の腐食を防ぐ役割をしています。

さて、これだけ優秀なエポキシ樹脂ですが、たったひとつ、致命的な欠点を持っています。 それは光、なかでも紫外線に極めて弱いということです。 したがって光が当たる場所、屋外はもちろん室内でも、使用しないか、下塗として使用するか、ほかの紫外線に強い樹脂とのハイブリッドとして使用するかのどれかになります。 この辺の特長、強み・弱みを勘案するところがまさに塗料検討の楽しい醍醐味です。 以上のように、エポキシ樹脂塗料といえば、紫外線を嫌う日陰者(笑)。 しかし、上塗塗料とうまくコンビネーションを取って付加価値をつけたり、電気や熱を制御したりする、実に頼もしい縁の下の力持ちで、単なる日陰者ではありません。 このエポキシがわかってくると塗料がわかってきます。 ※電子基板や基板上の電子チップはエポキシ樹脂の塊でできているといっても過言ではありません。


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「塗料」って面白い!!!

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