塗装方法

塗装の目的とその重要性

塗装とは、物体(被塗装物)の表面に塗料を塗り拡げることによって、薄い層を形成した後に固化し、その物体を保護し、同時に美しさを求めることです。また、塗装は製品の

最終仕上げであるだけに、その商品価値を左右する重要な仕事であることは言うまでもありません。

特に最近は、デザインに対する関心が高まるにつれ、塗装としての表面効果はますます 重要視され、商品としての新しい感覚を訴えるための不可欠な要素になっています。

また、これら美的効果とともに、保護の面においても塗膜としての耐久性が要求され、 長い間欠陥が起きることなく、使用に耐えることが望まれています。

また、特殊な使用目的から保護と美装はもちろんのこと、これと併用して、耐薬品性、耐油性、耐衝撃性、あるいは耐熱性、防音、防虫、防カビなどの特殊性能が要求されることが多くなっています。そのため塗料を用い、塗装を施すにあたっては、これらのことを十分認識し、各々がその目的にかなった塗料、塗装方法を選択することが大切です。

塗装の基本的条件

塗料は塗装することによって塗膜となり、その目的を達するものです。品質の良い塗料でも塗装作業が不適当だと、その性能を十分に生かすことができません。満足な結果を得るためには、以下に述べる基本的条件を守ることが大切です。

①塗料の性質をよく調べ、使用方法を誤らないこと(特にシンナーをまちがえない)多液形塗料を少量使用する場合には、各塗料の重さを計り、混合比率を守ること。

②素地調整は入念に時間をかけて行い、調整された面には素手でさわらないこと(指紋がつくとさびやフクレを生じる)。

③塗料の性状に適した塗装用具を使用し、いつでも使用可能に調整しておくこと。

④塗料は顔料が沈殿分離していることがあるので十分にかきまぜてから使用すること。

⑤一度に厚く塗り込まないこと(乾燥不良、縮みなどを生ずるおそれがある)。

⑥指定された塗装間隔を守ること。

⑦塗装場の環境は明るく、しかも平均した明るさであること。

⑧低温、多湿はさけること(気温15~30°C. 湿度40~75%の範囲)。

⑨じんあいを避けること(0.01mm以上のじんあいは塗面に害を及ぼす)。

⑩適度な通風は必要であるが、強風にさらさないこと。

11.塗膜は良く素地に密着し、剥離しないこと。

12.塗膜は長期にわたって亀裂を生ぜず、かつ化学変化を起こさないこと。

13.塗膜は強靭で、ある程度の衝撃にたえること。

14.紫外線、風雨などに耐え、長く色合い、光沢を保つこと。

15.使用法が簡便であること。

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