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はけ

は け

はけ塗りは古くから行なわれている塗装法で、複雑な形状の製品や、細かいもの、広い面積でも手軽に塗装でき、塗料の無駄な消費も極めて少なく、しかも良質な塗膜が得られます。 塗装の基本的な作業として、重要な要素であり塗装技能を修得するうえでも欠かせない塗装法です。

また、はけは使用する塗料や塗る面積によって、はけの質や寸法が違ってきます。はけはできるだけよいものを選ぶことが大切です。 手入れ次第では相当の長期間使用することが

できます。


はけの良否

はけは、光沢があり、手触りがよく、切毛や逆毛がなく、たたいても毛が抜けず、溶剤を含ませてふっても毛先が割れず、形よくまとまるのが良品です。 また、毛質がしっとり

した感じで、適度の弾力のあるものが良いとされています。

はけの形状と種類

はけはその形状から、ずんどうばけ、すじかいばけ、平ばけ、うるしばけに区別され、粘度の高い塗料を用いるには硬毛 (ずんどう、すじかいなど)、粘度の低い塗料は軟毛 (万能ばけ、平ばけなど) と使いわけて使用します。 また粘度の高い塗料には、はけ足の短いほうが使いやすく、同じはけでも上塗りに用いるはけは、ある程度使い慣らしたものが良く、毛先のよく揃ったものが作業はしやすくなります。 作業者はたえず自分のはけを調整しながら使いこなすことが大切です。

はけの扱い方

使用の前にはけを叩いて、ごみを落し、抜け毛を取り、荒削りの板に毛の腹を強く何回もこすりつけ、さらに毛先をサンドペーパー (#180) 面にすりつけると毛並が揃って抜け毛も取ることができます。

次に塗料を毛先 2/3程度にふくませ、一度ヘラで塗料をしごき出した後、塗料を十分含 ませて使用します。はけの根元まで塗料をつけるとはけの形がくずれ長持ちしません。

はけのあとしまつ

使用後のはけは、ヘラでしごいて塗料を取り去り、それぞれの溶剤で、濁りが出なくなるまで洗います。 数日して再び使用するような場合には、ビニール袋で密閉し、空気に触れないようにしておくと毛が固まることがありません。 また、水または溶剤の中に宙吊りにしておくこともありますし(図6-3を参考)、毛を保護するために、油を含ませておくこともあります。






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