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添加剤って何?

今日は結構核心を突くお話。

塗料、とくに当社が得意にしている「機能性」塗料の肝中の肝について。

ホントはあんまりお話したくないことが多かったりして(^_^;)

さてさて本論。

しつこいですが、塗料の構成要素は、樹脂、顔料・染料、添加剤、溶剤、4つです。

そしてこの添加剤がその塗料の「機能」を決める!!!

たとえば、「導電性」という機能。

塗料は固まってしまえばプラスチックと何ら変わらないので、本来は絶縁体、電気は通しません。

ここで添加剤が大活躍!!!

導電性添加剤としては、カーボン、銅、ニッケル、銀などを添加することで任意の導電性を確保します。

最近では粒径がナノレベルのカーボン・ナノ・チューブなどが新しい導電性添加剤として注目されています。

しかしそもそも論。

なんで導電性が必要とされるのでしょうか。

静電気防止を目的としたごみ埃を嫌うクリーンな空間確保だったり、携帯電話やパソコンの電磁波をシールドするためだったり、電子基板の回路を作るためだったり…。

その目的は色々です。

さらに添加剤による「機能性付与」なるものは、導電性のほかにどんなものがあるのでしょうか。

絶縁性、潤滑性、汚れ防止、曇り防止、撥水性、親水性、撥油性、親油性、傷防止、紫外線防止、蓄熱性、反射防止・・・・・・・。

正に数え切れません。

それにお応えするだけの添加剤を準備して開発力に磨きをかけてまいります。


お客様のニーズの数だけ「機能」がある!!!!!

「塗料」って面白い!!!

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