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アップル液その2~鉄の「表面を処理」する

前回からシリーズで鉄に対する表面処理剤「アップル液」についてお話しています。

今回はその第二弾です。


前回は、

1)鉄にはなぜ「表面処理」が必要なのか

2)それは酸素と非常に結びつきやすい性質を持ち錆び易いから

3)つまり鉄は放っておくと必ず錆びるため

という内容でお話させていただきました。


前回のブログにご興味のある方はこちらのアドレスをご覧ください。



今回のテーマは、鉄材に対する表面処理にはどんな種類があるのか、そして、当社が開発したアップル液はどんな表面処理剤で、どのカテゴリーに位置する薬剤なのかです。




表は、代表的な鉄の表面処理方法の一覧です。

表面処理の方法には実に様々な種類があり、用途・目的に応じて使い分けられていることがおわかりでしょう。

そもそも「表面処理」とは薬剤の反応によって鉄の表面を被覆して錆から防ぐ処理方法のことです。

それぞれの表面処理方法によって設備投資コスト、含有物質、排水処理コスト、環境負荷物質の有無など特徴やメリット/デメリットもそれぞれです。


さて、当社で開発したアップル液は上記の表のどこに位置する薬剤なのでしょうか。

☆印と黄色でマーキングされた「リン酸鉄処理」という種類の表面処理の方法で使用される薬剤です。

「リン酸鉄処理」は、鉄をこの処理薬剤に投入するとリンと鉄が反応してリン酸鉄の被膜が作られる表面処理になります。

この被膜(リン酸鉄被膜)が鉄を錆びから守ります。

しかも、当社が開発したアップル液は、通常市販されているリン酸鉄処理薬剤とは決定的な違いがあります。

従来のリン酸鉄処理薬剤のメリットを最大限に生かし、デメリットを極力抑えた薬剤、それが当社で開発したアップル液なのです。(詳細は次回以降)

更に当社では、このアップル液単体を製造販売するだけでなく、「アップル・ハイブリッド・システム」として表面処理工程、つまりプロセスをシステム化して提案しています。


さて今回のまとめです。


① 鉄は便利で安価な素材だが、必ず錆びる

② したがって必ず表面処理しなければならない

③ 表面処理の方法は様々

④ 当社で開発したアップル液は「リン酸鉄処理」の薬剤に分類される

⑤ 当社の提案はアップル液を中心にした「アップル・ハイブリッド・システム」というプロセスのシステム化です


以上で鉄に対する表面処理方法の種類と、当社で開発された「アップル液」がリン酸鉄処理においてリン酸鉄被膜が作られる薬剤であることを説明させていただきました。


次回はいよいよ鉄の「表面処理剤」・「塗装の前処理剤」であるアップル液とはどんな薬剤なのかをお話させていただきます。




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アップル液の実験動画は、下記のアドレスからアクセスしてください。



アップル液の詳細な資料は、下記のアドレスからPDFファイルをダウンロードしてください。



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