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アップル液その4『アップル液ってなに?』

シリーズで化成処理剤・表面処理剤「アップル液」についてお話しています。

今回はその第四弾『アップル液ってなに?』と題してアップル液の名前の由来をお話してアップル液のアウトラインをご理解いただきます。


その前に前回のおさらいです。


前回は、「アップル液開発物語」をお話させていただきましした。

① 鉄に対するリン酸化成処理の歴史は古代エジプトではすでに存在していた

② 近代的な工業プロセスとして本格的に使用されたのは20世紀初頭のアメリカだった

③ それはデトロイトの自動車産業の勃興の歴史と期を同じくしている

④ 鋼鉄製の自動車のボディや部品をサビから防ぐためにリン酸化成処理⇒防錆塗装の2つのプロセスが確立された

⑤ また自動車のみならず家電製品、建材、工具、設備類など世の中の広汎な製品に同様のプロセスが採用された

⑥ そしてこのプロセスは100年以上経過した現在も変わることなく採用され続けている

⑦ 当社の提案はアップル液を中心にした「アップル・ハイブリッド・システム」の開発はこの従来型の処理プロセスの画期的な変化とイノベーションを巻き起こした唯一無二のシステムです

⑧ その要点は、環境負荷が極めて低い、工程短縮が可能、排水処理等の設備投資が不要、ランニングコストの大幅低減などです


以上です。


ご質問があればご遠慮なく下記のアドレスにお問合せ下さい。



日本化材㈱・白鳥あてにお願いします。


また、前回のブログにご興味のある方はこちらのぜひ以下のアドレスからご覧ください。



さて、今回のテーマ『アップル液ってなに?』についてお話します。


これまでもお話しましたが、鋼材(鉄材料)への化成処理の代表選手にリン酸亜鉛処理があります。この処理方法が100年以上にわたって大量生産の工業製品の防錆プロセスに採用され続けてきました。この処理方法に対抗しイノベーションを起した処理液、それがアップル液であり、このアップル液を中心に確立した化成処理システム、それがアップル・ハイブリッド・システム、略してAHSなのです。


アップルのローマ字表記はAPPREです。あれ?APPLEじゃないの?と意外に思われると思います。でもこれにもちゃんと理由があります。

<APPRE>

Anit-corrosion Pretreatment by Phosphoric acid & Malic acid to Reduce Environmental load Liquid

という意味を込めて命名しています。日本語に訳してみると

アップル液

リン酸とリンゴ酸による環境負荷を減らすための防錆前処理(化成処理)液

またハイブリッドという単語には元々「複合」とか「掛け合わせ、組み合わせ」という意味があるようです。わたし達のアップル液では

<HYBRID ハイブリッド>

1. リン酸とリンゴ酸の高次結晶の組み合わせ

2. 錆取り(除錆・脱錆)と防錆(錆を防ぐ)の組み合わせ

この二つの組み合わせをハイブリッドと呼んでいます。

最後にAHSのSはシステムのSです。これには

<SYSTEM システム>

処理工程の短縮や最適化、前工程の金属加工や後工程の塗装などとの複合的システムにより、節水、省エネルギー化、排水処理などの環境負荷を低減させる、クローズド・システム


以上を称して「アップル・ハイブリッド・システム=AHS」と命名しました。


以上で、『アップル液ってなに?』と題してこの画期的な化成処理剤の命名した由来をお話させていただきました。



さて次回は化成処理剤、アップル液の特徴についてもっと詳しくお話させていただきます。



♫♫当社で開発された画期的な鋼材用塗装前処理剤「アップル液」♫♫


♪♪特許・商標登録取得済み♪♪工程短縮・コスト削減の決め手です♪♪


アップル液の実験動画は、下記のアドレスからアクセスしてください。



アップル液の詳細な資料は、下記のアドレスからPDFファイルをダウンロードしてください。



AHS_資料
.pdf
Download PDF • 3.77MB


サンプルをご所望の方は、以下のアドレスからお申し込みください。




鉄の表面処理工程って、難しそう。


それにこれから既存のプロセス導入は投資のリスクが高すぎる。


そんなニーズや問題意識をお持ちではありませんか。


お客様のご要求に応じて機能性を付与するなどのカスタマイズすることもできます。


日本の開発した各種の表面処理剤は下記のホームページからご覧ください。

日本化材株式会社

©Nippon Kazai Co., Ltd.

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